プロローグ

ストーリー

人々の敵である【イーター】との
魔石(ませき)を巡る戦いから時が過ぎたある日。
人間界に魔石が誤って舞い落ちてしまう。
東京は渋谷に舞い落ちた魔石に寄せられて、
イーターが人間界にやってきた。

謎の少女【ともか】は魔石を様々な場所に隠した。
イーターに見つからないよう、ともか自身も身を潜める。

しかし、イーターはいずれ魔石を見つけてしまうだろう。
魔石が見つかってしまうのも時間の問題。
それならば善良な人間の手に魔石が渡るように、
いっそ隠し場所を明かしてしまおう。
イーターは人間には手を出せない。

しかし、ただの人間ではだめだ。
誰でも良いわけではない。
賢くて、思いやりのある人間でないと。
魔石の力は強大で、未熟な人間はその力に飲み込まれてしまう。

ともかは渋谷のいたる所に魔石を隠した。
そして2014年10月31日、ともかは隠し場所のヒントをつぶやく。

ヒントを解いて隠し場所に辿り着く者がいれば、
その者にこそ魔石はふさわしい。

2014年10月31日のハロウィンの日、
隠した魔石が人間の目にも見えるようになる。

※人間の目には魔石はふつうの石ころと同じように見えるので、
わかりやすいように魔石を宝箱に入れ、
人間界でも価値のあるものと一緒に入れておくことにする。